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2006年 12月31日 | 米流時評 | メディアウォッチング
ふだんは鮮やかなカラー写真でトップページの目を引くMSM (Main Stream Media=主流メディア/大手マスコミ)のポータルサイトだが、サダム死後の追悼特集にはモノクロの写真が多く登場した。過去の隔世した時代感を創出し、イラクが本格的に「ポスト・サダム」の時代へ入ったという象徴でもあろう。 黒白が忌事のシンボルカラーであることは、洋の東西を問わない。白衣の死者が黒衣の参列者に見送られあの世へと出立する構図は、古えから宗教の違いを超え、弔いの風習として継承されてきた。それはあたかも、死者が現世での「ケ」の生者から彼岸での「ハレ」の成仏に移行するという、冥界から光明への変換の、言わずもがなの表象でもあるようだ。 <12/31/2006 ysbee> ......................................................................................................................................... アメリカを代表するメディアサイトで見るサダム処刑の報道 ◀ CNN.comの第1報。テレビの方ではCNN中近東担当の若手辣腕記者アネシ・ラマンと4年間バグダッド貼り付きの女性リポーターが、刻一刻と実況報告。ケーブルニュース3社(CNN/MSNBC/Fox News)の中では群を抜いた詳細なレポートだった。昼夜を問わず24時間態勢で特番を放映中。今日はジェームズ・ブラウンの葬儀を、そのあとには故人となったフォード大統領の国葬……と、お正月気分に影を射すような葬儀の実況中継と追悼番組が1月3日まで続きます。やれやれ…… ◀ New York Times.comの第1報:絞首刑が確定した日の裁判所でのカラー写真。まだ生存中の横暴なイメージを継続使用しており、死刑執行の実感は感じられない。「本当に死んだの?」という疑問が生じても仕方のない、間違ったイメージ選択。案の定、1時間とたたないうちに下のモノクロイメージの写真と差し替えられ、「ポスト・サダム」感をあおるように改訂された。 ◀ New York Times.comの第2報:在りし日の大統領時代のサダムをモノクロ写真で掲載して、「もはや歴史上の過去の人物になった」という設定。第1報から1時間も経たずにページ改稿。歴史に残る日の写真の選択や記事内容を巡って交わしたであろう、エディタールームでの喧々囂々が目に見えるようである。 ◀ Washington Post.com:いつもながら無難でオジミ。だが本文は読み応えがある。リベラルなNew York Times と比較すると「保守的」という誹りは免れないが、決して「反動」ではない。その証拠に、いまだに彼のボブ・ウッドワードが論説副主幹として活躍しており、米国全体を揺るがすようなブッシュ陣営の無様な失態を暴く衝撃のコラムを執筆したりもする。信頼おける米国の中道的報道を期待できる新聞媒体。メインのコラムはMSNBC.comにも併載されていて、そちらは必読記事をダイジェスト的にピックアップしてあり、非常に便利。 ◀ TIME.com:世界のグラビア週刊誌のサイトだけあって、ヴィジュアルで納得させる写真が豊富。処刑後の報道に関してはすでに用意してあったと見えて、速報が伝わると同時に、早速『サダムの生涯』を一巡するスライドショーをアップしていた。さすがTIME、写真の画質もトップである。サイトでの特集はそのまま次週の週刊誌へ、写真と文でたどるクロニクルとして転載される。日本も同時発売だと思います。 ◀ 本記事の出自元であるNewsweekのサイト。この記事のように速報でサイト独占掲載の場合は、週刊誌にこそ載らないが、タイムリーで実に的を得た秀逸なコラムが多い。日本でも発売のインターナショナル版ではなく「米国国内版」の編集陣には、ライター・エディターともにジャーナリスト精神にあふれたピュリッツァー受賞レベルの筆聖がそろっているので、雑誌媒体以前に看過できないメディアの必読サイトでもある。 ◀ いつも真っ先にチェックするMSNBC.com。NBCニュース、MSNBC、ワシントン・ポスト、ニューズウィーク、他世界各支局のAPやロイターなど外電の速報もすぐアップされるので、私的に利用度のもっとも多い、メディアウォッチングには欠かせないサイトである。今回もサダムの死刑判決以来、関連記事のアップはすでに用意してあったようで、米国のニュースサイトの中でも一番早く特集を組み、緊急特集としてサイト掲載した。写真の選択もいつもながら秀逸。 ◀ ブログ村ランキングにぽちっとひと押し ◀ 人気blogランキングへ一票 ◀ 今年は少しがんばろう! ◀ もうひとつよろしく! ......................................................................................................................................... 『楽園通信』ご愛読のみなさまへ exciteブログを使い始めたばかりなので、まだ勝手が分かりません。こちらの「米流時評」でもおなじみの皆さんのブログリスト等徐々にパッチワークしていきますので、束の間の失礼をお許しください。今度はサイト更新に時間のかかるMacの重たいブログと違って、毎日スイスイ軽快にアップできそうなので、懲りずにお読みいただいてぜひコメントをくださいね〜 ((^_^))Y
by ysbee-Mac
| 2006-12-31 11:24
| 米国ジャーナリズム
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