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.......................................................................................................................................... January 11, 2007 | 米流時評 | ブログ雑誌『楽園通信』デイリー版 SURGE: 増兵・追加予算 ブッシュが今夕発表する新しいイラク政策は、市民戦争化したイラクの内紛を鎮圧するピボタルな役割を果たす施策方針として大いに期待されたにも関わらず、開戦当初から一向に変化の無い、 「SURGE:一時的増兵21,500名/68億ドル(約7500億円)追加予算」を宣言し、厭戦(えんせん)気分の横溢(おういつ)する米国市民の意向を一切無視する、戦時体制維持への頑迷な意志を押し通すことを明らかにした。 蹂躙されたイラクレポート 11月の中間選挙では、イラク戦争を嫌う国民の意思表示によって共和党は大敗した。この米国の患部に対する応急手当として、選挙後早急に超党派10名のイラク研究会/Iraq Study Groupが結集され、12月6日には米国の良識者を代表するこの研究会メンバー「ワシントンの十賢」からの緊急レポート「イラク白書」Iraq Study Group Report が、大統領と国民に提出された。 ペンタゴニズムの踏襲 その折には左右両陣営からさしあたっての最良の解決案と評価された提案内容を、ブッシュ大統領は充分に検討すると語り、国民もイラク撤退への足がかりと期待を膨らませた。しかし今回の新イラク政策を見る限りでは、2004年から現在までホワイトハウス側が一貫して主張して来た現状維持路線「Stay the Course」と何ら変わりなく、そればかりかむしろ兵力増強・軍事予算拡大の執拗な軍事路線/Pentagonismを踏襲しているに過ぎない。 ブッシュの火急人事 新年度に入り、撤退派の主張を裏付けるような本音が嗅ぎ取られる現地司令官2名の首が、急遽すげ替えられた。(1月7日号にて後ほど掲出)それ以前にも現政権の共和党大敗が明白になった選挙開票の翌日に、長年連れ添った盟友ラムズフェルド国防長官を斬り、パパブッシュ時代CIA次官であった諜報官僚ボブ・ゲイツを後釜に据えている。これら一連の朝令暮改的な火急人事を見る限り、ブッシュに一言真実の苦言を呈する者はすべからく、闇に葬られる運命にあるようだ。 『戦争対平和』の確執 時勢への対応能力を失なった時の権力者は、イラク撤退を標榜する民主党は元より、バックグラウンドの共和党からさえ一部反対論が出ており、「イラク駐留を継続して親米体制の基盤をつくり、あわよくば中東の逆ドミノ理論を実現しようという企図が絶対和音」であるネオコンともども、ブッシュ政権が今後国内の支持を受けるのは難しい。 こういった難局をアメリカが今後どう切り抜けて行くのか、米国民ならずともこの『戦争対平和』の確執を固唾(かたず)を飲んで見守っていかねばならない。 <1/10/2007 ysbee記> *ブッシュ人事に関する「米流時評」の記事リンク 5/08 ニュースのてんこ森/連休明け5時起き第一報 5/09 続ニュースのてんこ森/あやうし!風雲ブッシュ城 11/03 ペンタゴンの造反有理/排斥されたラムズフェルド 11/08 ラムズフェルドついに辞任/政治改革への第一歩 *ブッシュとネオコンに関する「米流時評」の記事リンク 10/05 中東を塗り替える悪魔の地図/ネオコンの描く新世界 11/13 パパ・ブッシュの介入/共和党体勢崩落後のアフターショック 11/19 「転がる石のように」共和党内部の反乱 11/20 「復讐するは我にあり」ネオコン首謀者の変節 .......................................................................................................................................... What we see is what we get アメリカの天才バカボン2態: MSNBC.comのトップに出た速報のイメージパネルで、左は全国放送の直後にメディア側がテレビ画面から撮った映像。右はそれから1時間後で、ホワイトハウス側から提供されたメディア素材写真に差し替えられた。あちこち修正してあるのがアリアリ。 <実況報告> 続々と上がってくる米国メディアの関連記事をただいま次々読んでいる最中。 参考記事の数、膨大です!アメリカ中の評論家がこの際一言寄せずにはいられないという感じ。 あと1時間も経たずに(米国東部時間午後9時)、今期のブッシュ政権においてもっとも重要とマスコミが位置づけした「2007年イラク政策」の声明が発表になります。私見(しけん=private opinion)はまたその後で。 >>Continued to the next page>> ◀ ブログ村ランキングにぽちっとひと押し ◀ 人気blogランキングへ一票 ◀ 今年は少しがんばろう! ◀ もうひとつよろしく! .......................................................................................................................................... Dancing with Dying Wolves — Inflating a Civil War in Iraq More Troops Means More Money and More Deaths ちなみに、今日のキーワードは「SURGE/サージ」。元の意味は一時的な上昇・急騰ですが、すでに流行語としてほとんどのメディアがこの言葉にスポットを当てていました。日本のメディアがなんと訳すか、興味がありますね。ぜひお知らせください。 数多くの評論家の言葉の中で印象に残ったのは、「More Money, More Bodies」でした。この後に及んで、イラクに更なる派兵・予算を投下しても、アメリカに帰って来るものは現在以上の戦死者(body=死体)だという、非常に判りやすくキャッチーなコピーでした。そのうちすぐ反戦運動のスローガンになり、'More More' Tシャツなんてものが出てくる気がします。 あと「No Retreat, No Exit/退却なければ出口なし」もなるほどー、とうなった一句。 首都ワシントンに押し掛ける抗議の反戦デモの数も、きっと「SURGE」すること疑いなしです。 ■ ■ ■ ■ ■ 楽園通信ご愛読のみなさまへ より迅速な情報発信のため、12/30号より日刊のブログはこちらのexblogで発行いたします。掲載記事はまとめて従来の本誌へ保存版として掲載します。今後とも日刊『米流時評』、月刊『楽園通信』共に引き続きご愛読くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。<編集長 ysbee> 以下ブログの本誌です: ▶ 本誌『楽園通信』カバーページ ▶『楽園通信』全記事アーカイブ ▶『楽園紀行』イタリー編トラベローグ ▶『楽園百撰』ハワイのベスト100 ▶『米流時評』コラム「傷だらけの星条旗 / 米国ジャーナリズムの良心」
by ysbee-Mac
| 2007-01-11 10:30
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