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米国時間2007年4月21日 | AP通信/ロシア・コロリョフ発 | 訳『米流時評』ysbee ハンガリア生まれでアメリカに帰化し、マイクロソフトのワードやエクセルなどのソフトウェアを開発して億万長者となったチャールズ・シモニー氏は、21日土曜13日間にわたる30億円近い費用の宇宙旅行を達成した。今回の宇宙旅行に同行したアメリカやロシアの宇宙飛行士とともに、スペースカプセルで宇宙ステーションを離れ、地球へ向かう回路をたどって3時間の飛行を終えたあと、カザクスタンの平原に軟着陸して地上へ無事生還を果たした。 Space Billionaire Returns to Earth American lands in Kazakhstan after $25 million experience APRIL 24, 2007 — KOROLYOV, Russia |An American billionaire who paid $25 million for a 13-day trip to outer space returned to Earth on Saturday in a space capsule that also carried a cosmonaut and a U.S. astronaut, making a soft landing on the Kazakh steppe. The capsule carrying Charles Simonyi, a Hungarian-born software engineer who helped develop Microsoft Word and Excel, touched down after a more than three-hour return trip from the orbital station, a spokesman said at Mission Control outside Moscow. __________________________________________________________________ APRIL 21, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽 園 通 信』デイリー版 A s s o c i a t e d P r e s s |B R A K I N G ||| 30億円のスペースオデッセイ ||| Simonyi looked ecstatic after rescuers removed him from the capsule, which lay askew on the bleak grassland. He smiled and grinned as he spoke with the support crew. He then bit enthusiastically into a green apple — a traditional offering for space crews touching down in Kazakhstan, which is famous for the fruit. "I crossed my fingers all the way, and I am very happy now," Simonyi's brother Tamas said at Mission Control. "Yes, I was nervous, but now it's a big relief to know that he's safe and sound and that the crew is safe and sound." シモニイ氏無事軟着陸成功に興奮 見渡す限りの草原に軟着陸したカプセルから運び出されたあと、シモニー氏はサポートスタッフと話している間中満面に笑みをたたえて、帰還成功に興奮しているように見えた。そのあとおもむろにグリーンアップルをひとかじり。これはカザクスタンに宇宙飛行士が着陸した際に行われる、当地名産のりんごで成功を祝う恒例の習慣である。 ミッションコントロール基地に待機していたシモニー氏の兄タマスさんは、成功の感想をこう語った。「宇宙旅行の間中、ずーっと指をクロスして祈ってましたよ。今の気分は最高です。もちろん心配でしたよ。でも今はもう、彼が安全に無事で帰った来たし、ほかの乗組員も全員無事帰還できたのがわかって、大いにほっとしています。」 Also on the return journey were Mikhail Tyurin and Michael Lopez-Alegria, who spent seven months on the international space station. Tyurin looked pale and tired, but managed a smile in a video link with Mission Control. Lopez-Alegria, the last out of the capsule, sighed with relief. The capsule raced down to Earth after separating from the two other sections of the Soyuz TMA-9 craft following its departure from the station, where one of the final tasks the travelers performed was to move containers with biological experiments from refrigerators on the station into the Soyuz. 7カ月体験の宇宙飛行士も同時帰還 宇宙からシモニー氏と一緒に帰還したのは、国際宇宙ステーションで7カ月という期間を過ごした二人の宇宙飛行士、ミハイル・チューリン氏とマイケル・ロペス・アレグリア氏である。 チューリン氏は一見青白く疲れているようだったが、ミッションコントロールセンターとつながっているビデオに向かって笑顔を見せる余裕を示した。カプセルから最後に運び出されたロペス・アレグリア氏は、思わず安堵の吐息をもらした。帰還カプセルは、宇宙ステーションから分離されたのに続いて、ほかの2基ののソユーズTMA-9のセクションから切り離されたのち、地球へと向かう軌道をたどった。宇宙旅行者が最後に行わなければならない任務のひとつ、ステーション機内の冷蔵庫からソユーズへと生物実験のコンテナを移動する作業が、その間に行われた。 3. From Russia with Soyuz Anatoly Grigoryev, head of the Russian biomedical institute responsible for cosmonauts' health, said it was understandable if Tyurin and Lopez-Alegria felt less chipper than Simonyi: "It is natural that those who spend a quite long period of time (in space) find it harder now." Simonyi arrived at the station on April 9 — also courtesy of a Soyuz, which flew into space atop a Russian rocket launched from the Russian-leased launch facility in Baikonur, Kazakhstan — along with cosmonauts Fyodor Yurchikhin and Oleg Kotov, who remained on the station. Wiping tears from her eyes with a tissue, Lopez-Alegria's wife, Daria, said she was not nervous "until the last minute." "He missed him much more," she said, pointing to their 7-year old son Nicholas. ロシア開発のソユーズロケットで打ち上げ 宇宙飛行士の健康管理にあずかるロシアのバイオメディカル研究所のアナトリー・グリゴリェフ所長は、チューリン氏とロペス・アレグリア氏がシモニー氏よりも元気がないのは当然だと説明する。「宇宙空間できわめて長い期間過ごした人間にとっては、地上に帰ってあらためてその大変さを実感しているので、きわめて自然な現象です。」 シモニー氏が最初に宇宙ステーションに届いたのは4月9日だったが、その時もロシア製のロケットソユーズのおかげで、カザクスタンのバイコヌールにあるロシアがリースしている打ち上げ施設から、発射されたのだった。その時一緒に打ち上げられた宇宙飛行士のフィヨドール・ユーリチキン氏とオレグ・コトフ氏は、現在もまだ宇宙ステーションに残っている。7カ月ぶりに地上に戻ったロペス・アレグリア氏の妻ダリアさんは、感涙にむせびながらこう感想を述べた。「最後の瞬間まで心配はしませんでした。この子の方が私よりももっと寂しがってましたよ」と言って、7才の息子のニコラス君を指差した。 Simonyi, 58, amassed the fortune that made his $25 million voyage possible through his work with computer software, including helping to develop Microsoft Word and Microsoft Excel. He is also associated with another major American household name: Martha Stewart. Simonyi was seen off at Baikonur by Stewart, who is a friend, and who also watched the Soyuz dock from Russian Mission Control outside Moscow and spoke to him during a video linkup after he boarded the station. U.S.-based Space Adventures Ltd., which arranged Simonyi's trip, had said Stewart would not be at the site in Kazakhstan or at Mission Control for the landing. ビル・ゲイツ、マーサ・スチュワートとも親交 今年58才のシモニー氏にとって、2500万ドル(約30億円)もの巨額の宇宙旅行を可能にしたのは、マイクロソフトのワードやエクセルの開発協力をはじめとするコンピュータソフトウェア事業での業績による資産形成のおかげである。 彼の人脈の中には、もうひとりアメリカを代表する有名人がいる。マーサ・スチュワートさんである。シモニー氏は、バイコヌールから発射されるとき、友人であるマーサに見送られたが、彼女はモスクワ郊外にあるロシア国営の宇宙飛行コントロールセンターからソユーズがステーションとドッキングするのを見届け、シモニー氏が宇宙ステーションに乗り込んだ後は、ビデオ回線を介して彼と会話をした。今回のシモニー氏の宇宙旅行を実行したのは米国に本社をおくスペース・アドベンチャー社だが、スチュワートさんはカプセルの地上回収に際しては、カザクスタンの着陸現場にもモスクワのコントロールセンターにも居合わせてはいなかったと伝えている。 The capsule was initially to return a day earlier, but spring floodwaters in the usual landing area forced space officials to postpone the arrival and use a reserve landing site. Simonyi followed in the footsteps of Dennis Tito, Mark Shuttleworth, Gregory Olsen and Anousheh Ansari — all "space flight participants" who have traveled to the international space station aboard Russian rockets in trips brokered by Space Adventures. Briton Helen Sharman in 1991 took a trip to the Soviet station Mir that she won through a contest, and a Japanese journalist traveled to Mir in 1990 with a ticket that reportedly cost $12 million. 世界で5人目の民間アストロノーツ 当初の計画では、カプセルはもう一日早く回収される予定だったが、通常使用される着地地点が春の雪解け水で浸水状態だったので、関係者は着陸を一日延期して予備の着地地点を使用する事を余儀なくされた。 今回の宇宙旅行からの生還で、シモニー氏はデニス・チトー、マーク・シャトルワース、グレゴリー・オルセン、アヌーシェ・アンサリ(米国籍所有のイラン人女性)各氏の足跡を踏襲して、彼らに次ぐ5番目の民間人宇宙飛行士となったわけである。彼らの全員がスペース・アドベンチャー社経由で、往復ともロシアのロケットで国際宇宙ステーションへ旅行した事になる。1991年には英国人のヘレン・シャーマンさんが厳しい競争を勝ち抜いて、まだソ連だった頃の宇宙ステーションミールへ宇宙旅行しており、また1990年には当時の金額で約14億円かかったと噂される宇宙旅行への往復切符で、日本のジャーナリストが宇宙旅行を果たしている。 [了] 【米国時間2007年4月21日『米流時評』ysbee 訳】 __________________________________________________________________ ▼ クリックしてブログの各ランキングへのご投票を、どうぞよろしくおねがいします! みなさまのおかげで2つのランキングでトップになりました。ご愛読たいへんありがとうございます。 おかげさまで2位をキープです! 政治ブログに参加しています よろしく! 全国区はきびしい 牛歩の歩みですがぽちっ! テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です __________________________________________________________________ 1月から4月までの『米流時評』へ 以下2006年版本誌『楽園通信』です ▶ 本誌『楽園通信』カバーページ ▶『楽園通信』全記事アーカイブ ▶『楽園紀行』イタリー編トラベローグ ▶『楽園百撰』ハワイのベスト100 『米流時評』自選コラム・ベスト3 ▶ 傷だらけの星条旗/米国ジャーナリズムの良心 ▶ 米国式濃縮ニュース解説/風に聴け精神よ何処へ ▶ 西暦2003年のコマーシャル/広告と戦争のはざまで
by ysbee-Mac
| 2007-04-21 18:42
| 宇宙開発
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