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捕囚から解放まで 悪夢のシナリオ「イラン戦争」一歩手前の2週間 今回のイランによる英兵人質事件で誰もがもっとも気がかりだったのは、英国とイランの対立がこのままエスカレートして、米国も巻き込んだ「イラン戦争」に発展するのではないか、という一点だった。ブッシュ政権の外交政策に対して批判的な勢力が次のような論旨でネオコンの戦略展開を指摘しているのは、すでに米国民一般にも通説として浸透してしまった。いわく: 「ブッシュはネオコン・タカ派の傀儡政権であり、80年代のレーガン政権時代『イラン・コントラ』の謀略に関わった生き残りが、最後の計画実現の手段としてブッシュの軍事外交政策の図面を引き、イラクを手始めに石油資源の宝庫であるアラビア半島を英米二国の支配下に納めようとしている。2001年の9/11テロ事件以来、世界をテロと戦争という恐怖で拘束し、強大な軍事力をバックに英米二国による中東再編成を目指して『中東ニューワールド構想』を実現しようとしている壮大な軍事プロジェクトの一環である。」 この認識をもって、21世紀に入ってから目まぐるしく継起してきた国際間の衝突・軋轢と、第三次世界大戦の噂さえ囁かれる昨今のますます戦雲の色濃くなってきた時局を一瞥すると、まさにずばり、時代が新たな冷戦のベクトルへと傾いていく要因を突いており納得がいく。こういった兆候は何も軍事専門家や時事評論家ならずとも、毎日のニュースの中から身に迫って感じ取られる、時代の危険な空気である。 私自身9/11以来時事に目覚め、新聞はもとより評論雑誌、情報サイトを英語の原文のまま読むようになった。それはひとえに「生の情報・迅速なニュース」を求めているからに他ならない。今回の人質事件でも、英兵捕囚から解放までの2週間をなぞっただけでは、ことの重大さはわからない。日本のニュースを読むと、まるで銀行強盗かハイジャック事件が一段落したような、実にあっさりとした報道である。次の大戦への引き金になったかも知れないのに、である。戦争に対する危機感がまったく欠如している。 臨時ニュースで英兵逮捕が報じられて以来毎日が、というよりも刻一刻事態が進展あるいは後退していったので、この事件関連の私のスクラップファイルもかなりなボリュームになった。ロンドンからのニュースなので必然的にロイター発が多いが、MSNBCはその点自社NBCニュースばかりでなく、系列のワシントンポスト紙、ニューズウィーク誌や、外電のロイター、APもカバーしているので、今回の関連ニュースソースとしての数も当然多い。他にも時事評論的な英国エコノミスト誌のコラム、CNNやBBCの速報ニュースも混じっている。落ち着いて翻訳する暇もなく、状況が予想もつかない方向へ次々と変化するので、最終的に人質が解放されて英国に「着地」するまでは、テレビ画面を見ている方でも毎日固唾を飲む思いであった。 すでにぎりぎりにまで消費した陸軍の穴埋めとして、1万2千人のNational Guard/国防軍をイラクへ派兵する段階にきている。油断はできない。今回の危機に際しても、イランとは目と鼻の先のホルムズ海峡での実戦演習に集結した米海軍艦隊は元より、「イラク駐屯米軍の相当数の部隊がイラン国境に待機し、いざという場合に備えていた」という情報もブログ界を駆け巡った。「イラン戦争」はすでに妄想ではないのである。 事件が起きる以前の危機感が極度に増大していった時期とは、今年2月バレンタインデーに、発言の重みも考慮せずブッシュが投げつけた「イラン攻撃宣言」以来である。中近東・イラン問題をテーマに取り上げた「米流時評」の関連記事とあわせて、表層だけの報道では物足りない方のために、代表的欧米メディアの関連記事をクロノロジカルにリンクをつけてリストアップしてみた。表題を読み進むだけでも、連日事態が悪化していった状況が伺えることと思う。中東問題を解く一助として、また北東アジアの緊張緩和のヒントとして、参考までにご高覧いただければ幸いである。 【米国時間 2007年4月5日『米流時評』ysbee 記】 __________________________________________________________________ ▼ クリックしてブログの各ランキングへのご投票を、どうぞよろしくおねがいします! みなさまのおかげで2つのランキングでトップになりました。ご愛読たいへんありがとうございます。 おかげさまで2位をキープです! 政治ブログに参加しています よろしく! 全国区はきびしい 牛歩の歩みですがぽちっ! テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です __________________________________________________________________ 5月からの『米流時評』へ 以下2006年版本誌『楽園通信』です ▶ 本誌『楽園通信』カバーページ ▶『楽園通信』全記事アーカイブ ▶『楽園紀行』イタリー編トラベローグ ▶『楽園百撰』ハワイのベスト100 『米流時評』自選コラム・ベスト3 ▶ 傷だらけの星条旗/米国ジャーナリズムの良心 ▶ 米国式濃縮ニュース解説/風に聴け精神よ何処へ ▶ 西暦2003年のコマーシャル/広告と戦争のはざまで
by ysbee-Mac
| 2007-04-05 10:36
| 中近東・イラン問題
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